要介護者は年々増加しています。
それは少子高齢化のせいなのか、社会のストレスの結果なのか。
東日本大震災での影響で、要介護者は新たに5万人増えると予想されています。
長引く避難生活による体調の悪化や将来への不安等から、介護が必要となってくるようです。
そのうえ、老人が老人を介護するといった“老老介護”が増え、問題となっています。
“老老介護”の原因は核家族化だと言われています。
厚生労働省の平成23年国民生活基礎調査によると、「65歳以上の高齢者がいる世帯」は1942万2千世帯となっていて、全体の約41,6%となっています。
この割合は昭和61年の26,0%から見ると大きく伸びており、年々増えています。
世帯構造別にみると、「夫婦のみの世帯」は581万7千世帯(65歳以上の者のいる世帯の約30,0%)と、最も多い数字となっています。
その次が「単独世帯」で469万7千世帯(約24,2%)。
「親と未婚の子のみの世帯」が374万3千世帯(約19,3%)となっています。
昭和61年で見ると、1番多いのは「三世代世帯」で44,8%だったので、核家族化の進み具合がよくわかりますね。
そもそも核家族化とは、昭和の頃には当たり前だった「おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子どもたち」の家族が、都会への移住などにより、核家族となってしまっていることです。
「おじいちゃん、おばあちゃん」のみの家、「お父さん、お母さん」のみの家・・・といった具合です。
「おじいちゃん、おばあちゃん」のみの家で、どちらかが要介護者となった場合、介護する人は誰になるでしょうか。
そう、「おじいちゃん、おばあちゃん」どちらかです。
これが“老老介護”です。
“老老介護”は非常に過酷で、辛いものです。
自分の体の自由もきかないけれど、要介護の相手の世話を一生懸命する。
誰にも頼れない。
自分さえ我慢すればいい。
そういった考えで、90歳の要介護者を70歳の人が介護する・・といったこともあります。
結果、介護を苦にした心中事件が増えています。
もっと手を差し伸べれば。
もっと介護がしやすい世の中になれば。
今は介護のための給付金や支援金がたくさんあります。
数年前に比べると介護用品もずいぶん安くなったと感じます。少し前までは、スプーン1つでも普通のスプーンより10倍の値段はしていました。また、インターネットで簡単に購入できるようになったのも、身近になったと感じます。
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